ITILについて

研究講座について

 平成26年4月に可視化できない土木構造物内部の劣化を調査診断できる先端技術を研究開発する場として共通の問題を有する西日本高速道路,阪神高速道路および,両者のエンジニアリング会社が中心となり社会基盤工学専攻宮川豊章教授を本学の代表者,白土博通教授,塩谷智基特定教授を運営委員として「インフラ先端技術共同研究講座」が設立された.
 本講座ではドナー側の合意を得て,国内外の研究機関を含め,電機メーカー,建設会社,建設コンサルタント,計測会社をはじめ他大学との連携研究(総勢30名,15以上の研究テーマ)も積極的に実施している.毎月各機関の協力研究員を招聘して成果報告や研究戦略に関わるブレインストーミング(分科会)を実施しているほか,同じ課題に挑む海外研究機関との研究交流も精力的に図っている.例えば,台湾中興大学,デルフト工科大学,ブリュッセル自由大学,ミュンヘン工科大学,エジンバラ大学,ケンブリッジ大学,グラナダ大学,ETH,EPFL,UCLA,メンフィス大学,ミネソタ大学,マラヤ大学,トリアッティ大学(ロシア),ドイツ連邦材料試験研究所(BAM)などと研究交流を図り,一部の機関とは既に共同研究を実施するまでに至っている.
 本講座での研究対象としている事象は,大別すると道路床版の疲労劣化評価,PC構造物のグラウト不良および,鋼材破断検知,炭素繊維材料の劣化評価,地盤・岩盤斜面の安定性評価など多岐にわたり,これらに電気,電磁,音響,超音波,光などを利用したセンシング技術と,可視化技術,画像処理,トモグラフィなどの解析評価技術,ならびにセンシングデバイスそのものやエネルギーハーベスティング(環境発電技術)などの革新的ツール技術が応用され研究実施されている.