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ミュンヘン工科大学(TUM)のNDTセミナーにて塩谷特定教授が講演

 11月21日(木)、塩谷特定教授がミュンヘン工科大学(ドイツ連邦共和国)にて開催された「Seminar “Zerstörungsfreie Prüfung”(NDTセミナー)」に外部講師として招かれ、「Non-Destructive Testing in 3D-Printed Concrete Structures Using Elastic Wave Approaches」と題してオンラインより講演を行いました。

 講演では、土木構造物の初期品質がライフサイクル全体に与える影響について、コンクリートスラブの疲労試験結果を基に解説しました。さらに、目視観察では評価が難しい構造物内部の状態について、実橋梁のRC床板に弾性波トモグラフィを適用した事例を用いてその重要性を示しました。

 また、新たに発足したRILEM TC QPA(コンクリート3Dプリンティング技術における品質評価)の活動について概要説明に加えて、橋梁フーチング基礎の永久型枠への非破壊検査技術の適用事例を紹介し、今後の展望についても触れました。

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  • 3Dプリンティング技術を活用した耐震補強実験に参加
  • 「インフラDXの未来を考える」セミナー(塩谷特定教授が講演ほか)が、建設通信新聞に掲載されました
  • 塩谷特定教授、「インフラDXの未来を考える」セミナーで講演
  • 本研究室と東芝との共同研究が生んだ成果:インフラ点検の未来を変えるAE技術