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塩谷特命教授が先進センシング技術とデータ処理に関する萌芽研究会にて特別講演
3月5日、塩谷教授が岡山大学(津島キャンパス 環境理工学部棟2F・大会議室)で開催された2023年度「先進センシング技術とデータ処理に関する萌芽研究会」(主催:一般社団法人日本非破壊検査協会)において、「インフラの未来を支えるNDT ~国際基準への挑戦~」と題した招待講演を行いました。
第7回「インフラメンテナンス大賞」において「優秀賞」を受賞
株式会社鷺宮製作所との共同研究の一環として取り組んでいるMEMSエナジハーベスタを用いた付属物点検デバイス「フリークエンター」が、第7回インフラメンテナンス大賞(国土交通省,環境省,総務省,文部科学省,厚生労働省,農林水産省,経済産業省及び防衛省)に於いて技術開発部門 優秀賞(国土交通省)を受賞しました。
本受賞におきましては、本デバイス「フリークエンター」が異常発生時にのみ自動的に起動(発電)する自在なデバイスであり、異常箇所を周波数によって把握することが画期的であることに加えて、近接目視が困難な施設にも波及が期待できることが評価されました。
なお、本優秀賞の表彰式は、1月22日(月)に中央合同庁舎3号館(国土交通省)10階共用会議室で行われ、三屋氏(鷺宮製作所社)と塩谷教授が出席、本賞状が授与されました。
本受賞における関係者様におかれましては、心よりお祝い申し上げます。
塩谷特命教授が委員長を務めるRILEM 269TC-IAM委員会の最終会議がトリノで開催
12月13日、塩谷教授が委員長を務めるRILEM 269TC-IAMの第13回会議(最終会議)がフィアットの工場跡建物を改装したリンゴットのAura Magna トリノ工科大サテライトキャンパス(写真1)で開催されました。本会議には、ウエブを含め37名の参加者が集い、委員会の最終成果となる、2つのRILEM Recommendation、STARに関する最終確認がなされた他、塩谷教授より初期品質の重要性を改めて認識した上での新委員会に向けてのテーマが紹介がされました(写真2)。さらに、委員会テーマに関するWorkshopがトリノ工科大の最新の成果を含め16件発表されました。最終会議ということもあり、19:30まで熱心な討議がなされました(写真3)。また、ホストのLacidogna教授主催の夕食会がキャンパス内で開催されました(写真4)。
塩谷特命教授がブリュッセル自由大学 SHM & Maintenance修士コースにて特別講義
12月11日、塩谷教授が客員教授を務めるブリュッセル自由大学 SHM & Maintenance修士コース(ベルギー王国)おいて、”Strategic approach of NDT for ageig infrastructures and a successful case study to clarify drying shrinkage mechanism of cementitious material with NDT” と題した特別講義を行いました(写真1)。また、渡部民間等共同研究員(東芝)が”Structural Health Monitoring”と題した特別講義を行いました(写真2)。講義後、カウンターパートである同大学Aggelis教授主催の夕食会が研究室のメンバーも加えて、ギリシャレストランで開催されました(写真3)。
塩谷特命教授他が京大桂地域連携会議にて講演
11月21日、塩谷教授が京都大学イノベーションプラザ(センター長:平尾一之 京都大学名誉教授)で開催された京大桂地域における連携会議(桂パーク会議)で「インフラ先端技術研究室とコンソーシアム(研究戦略とマネジメント)」と題した招待講演を行いました。
同会議は、JSTイノベーションプラザ京都の機能を継承し、イノベーション創出のための情報交換・交流の場として年数回会議を開催し、産学公連携による産業振興を目的として実施されてます。これまで、京都大学 電子/電気//機械工学などの教員、桂病院院長、ベンチャー企業代表らが登壇しており、アカデミアと企業を結ぶ重要な情報交換/ 連携の場として位置づけられています。
塩谷特命教授がPrinted Electronics研究会にて招待講演
11月17日、塩谷教授が大阪大学産業科学研究所で開催された第3回Printed Electronics定例講演会で「先端センシング技術が導く憂いなきリアルインフラDX」と題した招待講演を行いました。
同研究会は100社以上の会員企業から構成され、プリンテッド・エレクトロニクス(PE)技術を基盤とし、これを活用した次世代IoTおよびAI技術を取り入れた研究会で、技術情報のみならず、国内外の法的整備(規制緩和、特許等)、サービスやベンチャー動向まで幅広く、情報提供する場です。新たな事業・サービスを見据えたPE、IoT、AIに関する統合的な情報発信、情報交換、共同開発提案の場としても、産官学ともにPE技術開花のための原動力となる活動を推進しており、今後インフラ分野への活用が期待されています。
塩谷特命教授が第64回米国AEWG会議(AEWG64)にて基調講演
9月27日、塩谷教授が米国ニュージャージー州プリンストン Crown Plaza Princeton Conference Center,(写真1)で開催された 第64回Acoustic Emission Working Group会議(AEWG-64)で “Consortium of Innovative Technologies for Infrastructure and RILEM Recommendations on AE Applications for Evaluation of Concrete Bridge Decks” と題した基調講演(Keynote Presentation)を行いました。また、同会議のパネルセッション「AE in Infrastructure」にイリノイ大学のOzevin教授、HNTB Corp.(米国のインフラ設計会社)のFoden博士とともにパネリストとして登壇し、インフラデータのAI活用、戦略的なセンシングに関わる技術など活発な議論を交わしました。
日独オープンセミナーを開催しました
9月1日、京都大学イノベーションプラザ(1階セミナー室)において、東工大との共催で日独オープンセミナー「Recent Research in Non-Destructive Testing of Infrastructure and Machinery」を開催しました。ブラウンシュヴァイク工科大学およびドイツ航空宇宙センター(ドイツ連邦共和国)から来日された研究者と本学・東工大・大阪大学の研究者間で、インフラ構造物への非破壊検査に関する最先端の研究が紹介され、活発な議論・意見交換が行われました。
本セミナーでは、塩谷教授が本学の紹介,講座の研究概要を紹介しました。また、麻植准教授が”Evaluation of concrete bridge deck damage by Acoustic Emission aided with AI”と題して、 リベイロ研究員が“Axial stress estimation with fiber optics installed CFRP bearing plate of ground anchor and demonstration of BIM/CIM model of slope”と題した研究発表を行いました。
また、奥出助教が2025年に愛知県で開催されます国際シンポジウム”IIIAE 2025 Nagoya”について開催告知を行い、非破壊検査技術を通じた更なる交流を継続することを確認しました。
セミナー後には、懇親会も開催され両国の研究者が交流を深める機会となりました。
「技術奨励賞」の受賞に貢献
株式会社IHI検査計測様より、一般社団法人非破壊検査工業会による令和5年度総会(2023年6月26日開催)において「技術奨励賞」を受賞したとのご連絡を頂きました。この賞には、同社と本講座の団体で申請しており、産官学が連携した活動を通して非破壊検査技術の発展と普及に貢献したことが表彰理由として挙げられております。本WEBサイトからもお知らせいたしたく掲載します。
★詳細は、https://www.jandt.or.jp/aboutus/kaiho/127.pdf (工業会会報 第127号のp.1ページ目)にてご覧頂けます。
塩谷特命教授が国際会議(15th Int’l Conference on Fracture)にて基調講演
6月11日、塩谷教授が米国ジョージア州アトランタ Omni Hotel(写真1)で開催された 第15回破壊に関する国際会議(15th Int’l Conference on Fracture)で”Integration of Elastic Wave Velocity into BIM of Dam Facility” と題した基調講演を行いました(写真2)。また、同会議では「Fracto-Emissions in Structural and Seismic Monitoring M3」セクターの座長も務めました。
★(写真1) CNN center にある15ICF会場のOMNI Atlanta Hotel
★(写真2) 基調講演を行う塩谷教授の様子
塩谷特命教授の記事が日刊工業新聞に掲載
塩谷教授の「インフラ構造物の野心的DXを見据えた非破壊検査技術とBIM/CIMとの統合」と題した記事が、日刊工業新聞(2023年5月29日発行)の18面にて掲載されました。
奥出特定助教と塩谷特命教授が 第12回RILEM 269TC-IAM委員会に参加
5月23日、ブリュッセル自由大学(ベルギー王国)において、塩谷教授が主査を務めるRILEM 269TC-IAMの第12回会議が開催され、Dr. Zhang (TU Delft)、Ms. Korda (VUB)による話題提供と同委員会の最終成果に関する活発な討議が行われました(写真1)。なお、前述の Eleni Korda氏は、8月より短期研究員としてインフラ先端技術産学共同講座に滞在し、セメント材料における硬化過程のNDT評価、レーザ励起弾性波トモグラフィなどの研究を行う予定です。(写真2は D. Aggelis教授 主催のピザレストランでの夕食会。塩谷特命教授と同じく特別講義を行ったトリノ工科大学Lacidogna教授も同席しました)
★(写真1)RILEM 269TC-IAMの第12回会議の参加者らと記念撮影★
★(写真2)D. Aggelis教授 主催のピザレストランでの夕食会★
塩谷特命教授がブリュッセル自由大学 SHM & Maintenance修士コースにて特別講義
5月23日、塩谷教授が客員教授を務めるブリュッセル自由大学 SHM & Maintenance修士コース(ベルギー王国)おいて、”Current condition of infrastructure and their assessment with several NDT approaches” と題した特別講義を行いました。
★塩谷教授が講義をする様子★
奥出特定助教が国際会議(SMARTINCS ’23)にて論文発表,塩谷特命教授が座長を務める
5月22日、奥出助教がベルギー王国ゲントHet Pand(ゲント大学施設、13世紀修道院)で開催された SMARTINCS ’23 (Conference on Self-Healing, Multifunctional and Advanced Repair Technologies in Cementitious Systems) 国際会議において、”Self-healing evaluation through ultrasonic measurements and 3D numerical simulations” と題した論文発表を行いました(写真1)。
また、塩谷教授が 「Non-destructive testing of cementitious materials」セッションの座長を務めたほか、ブリュッセル自由大学 D. Aggelis教授が、塩谷教授との共著論文 “Influence of ultrasonic frequency on the evaluation of self-healing and repair in concrete” の基調講演を行いました。(写真2)
★(写真1)論文発表をする奥出助教の様子★
★(写真2)共著論文の基調講演をするD. Aggelis教授の様子★
本Webサイト更新に伴う研究員の非表示について
4月1日付けによる役職変更による更新のため、「研究員紹介」のスタッフが表示されないことがございます。
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