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塩谷智基特定教授がRILEM Fellow Awardを受賞
8月26日~28日にベトナム ハノイコンベンションセンターで開催された第79回RILEM Annual Week(参加者450名)にて、塩谷特定教授がFellow Awardを受賞しました。
本賞は、RILEM(国際構造材料試験研究機関・専門家連合、本部パリ)の活動において卓越した研究業績と国際的貢献を示した研究者に贈られるもので、塩谷教授は土木分野では日本人として初めての受賞者となります。
日本人では過去に、2017年に東北大学の三橋博三名誉教授、2019年に東京大学の野口貴文教授が受賞しており、塩谷教授は日本人3人目のFellow受賞者です。
塩谷教授はこれまで、コンクリート構造物の非破壊検査(NDT)技術や、材料の劣化評価に関する研究委員会の副委員長、委員長を歴任し、その成果はRILEM 推奨法としてまとめられ、3つのISO規格の制定に尽力したほか、現在も別の推奨法のJIS化、ISO化を進められています。
塩谷教授は受賞にあたり、「RILEM Fellow Awardを頂けたことを大変光栄に思います。これまでの研究を支えてくださった皆様に心より感謝いたします。今後も、材料・構造物の健全性評価に関する研究を深化させ、社会に貢献してまいります」とコメントされました。

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RILEM Executive Banquetでの集合写真(左端が塩谷教授)

